お疲れ様です。朝晩がとても過ごしやすくなり、すっかり秋の気配を感じるようになってきました。思えば、いつの間にかセミの鳴き声がしなくなった事にも気付かず、気付かぬまま夏の終わりを過ごしてしまったのかもしれません。
本日、車検整備の依頼がありました。その車両はどうやらホイールナットがいくつか外れなくなってしまったようです。恐らくユーザーさんが、自分でタイヤ交換(スタッドレスタイヤかな?)をする時に、斜めに付けたまま無理矢理締めてしまったのかな?と想像しています。
こんな感じで斜めに付けてしまったようです。
恐らくプロの整備士なら、ホイールナットを斜めに締めてしまう事は、ほぼ100%ないでしょう。最近ではネットやYouTubeなど調べればやり方がいくらでも出てくる為、タイヤ交換やオイル交換など簡単な整備をDIYで行う人も多いと思います。
プロと素人の違いは、トラブルが起きた時にどう対処出来るかだと思っています。プロの整備士は様々な車種で多くの経験をしています。中には一筋縄では行かない事もあります。DIYでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
ボルトナットのねじ山傷めた時は、タップとダイス使って修正していきましょう!
ダイスを使って、ハブボルトを修正していきます。本来はこのような工具に付けて、作業しますが、ハブボルトの場合、他にも何本かあるハブボルトが邪魔する為、使えません。その場合、このIRWINのダイスなら、六角形になっている為、メガレンチや、モンキーなどで、締め込んでいく事が出来ます。
ナット側は、タップで修正していきます。今回のボルトナットは、損傷が酷く、一度や二度では修正しきれませんでした。根気よく何度も何度も修正していきます。
今回、3本のボルトナットが損傷していました。なかなか個人の方でダイスやタップのセットを持っている方は少ないですよね。困った時は是非プロにご相談下さい!