プリウスαのヒーターが効かない修理

修理

こんばんは。今日から2月がスタートしました。2022年も1ヶ月があっという間に終わってしまいましたね。今日はサッカー日本代表のアジア最終予選のサウジアラビア戦をテレビで観戦しましたが、逆境を乗り越える日本代表選手の精神力に感動を覚えました。

さて、今回はタイトルにもあるように、プリウスαが修理で入庫しました。入庫した時の聞き取りでは、ヒーターが効かない、オーバーヒートしたような気がする、冷却水が減っていたので補充した。ヒーターが効く時と効かないときがある、という内容でした。

水が減ってオーバーヒートという事で、まずは水漏れ点検から。アンダーカバーを外して見てみるも冷却水の漏れの後はありません。エンジンルームからも点検するも水漏れは確認できず。

ヒーターが効くかどうかの確認の為、整備モードに入れてしばらくエンジンを掛けていました。診断機のデータモニターで水温を確認すると。80度までしっかりと上がっていたので、走行チェックすると、暖かい風が出てくるので、冷却水関係は問題なしと判断。これはエアミックスのアクチュエーターが壊れて冷たい風が混ざってしまう時があるのかなと見立てました。

その内容をお客様に伝えると、やっぱり水も足したし、オーバーヒートのランプが点灯したのでもう少し見てほしいとの事だったので、作業に移さず、もう一度最初から点検しました。

やはり水漏れはなし。走行テストで、今度は冷寒時から乗ってみる事に。すると水温は50度ほど上がるも冷たい風しか出てきません。これはアクチュエーターで間違いないかなと思っていました。でも何か引っかかって、エンジンルームを除いてみると、冷却水が回っている感じがしなかったんですよね。ひょっとしてと思って診断機を繋ぎ故障コードを調べてみました。

プリウスαウォーターポンプ交換

電動ウォーターポンプに関するコードが入っていました。ビンゴですね。ヒーターが効かない原因は電動ウォーターポンプの不良でした。通常のウォーターポンプは、ベルト駆動の為、目視で回っているかどうかの確認はできますが、電動の場合、目視では点検できず、水漏れもなかった為、発見に時間が掛かってしまいました。今回の場合、エンジン警告灯は点灯しておらず、故障コードのみ残っていました。

ウォーターポンプ交換後、すぐに暖かい風が出てきました。ハイブリッドのウォーターポンプ交換は今回がはじめての作業でした。水漏れもなかった為、発見に時間が掛かりましたが、やはり、走行距離によっては壊れてしまう部品ですね。今回は良い経験となりました。

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