こんにちは。今回はエスティマの走行中の異音の修理のお話です。当店の代車で4WDのエスティマACR55があるのですが、段差を越える時や、路面の悪いところを通過する時に足元付近からコトコト音が出ていました。走行距離も結構走っていることから、仕方がないかなと我慢しておりましたが、やっぱりどうにも気になります。
段差を越える以外でも、高速道路などの高速度域でブレーキを踏むと足元から振動が伝わって来ることもありました。そこで色々と調べていくと、ステアリングのインターミディエイトシャフトが対策品に変更になっている事がわかったので、ここを交換する事にしました。
足元の奥にあるインターミディエイトシャフトを外した画像です。
右側が外したシャフトで、左側が新品のシャフトです。よく見てみると左側の新品部品にはシャフトに溝が切ってあり、何やら対策されているようです。このシャフト振動を吸収するように、ダンパーのような機構になっていますが、こちらにも違いがあり、取り外した部品は上下方向の抵抗が大きく、新品の部品は上下方向の抵抗が少なく振動の吸収が少ないように感じますが、対策品という事できっと何かの意味があるのでしょう。
早速交換が終わり試運転してみると明らかに異音がなくなりました。走行距離が多いのでこんなものかと思っていましたが、ガラッと印象が変わりまるで新車のよう?!
部品代も1万円弱という事もあり、走行中の異音に悩まされている方は一度お試しください。