持ち込み車検

自動車

おはようございます。本日も朝から軽自動車の車検に来ております。当店は持ち込み車検と言いまして、自社の整備工場で整備をした後、陸運局へ検査に持ち込む方法を取っています。

ディーラーさんや、規模の大きな整備工場では、台数が多く1台1台陸運局に持ち込むのが難しいので、民間車検工場として、整備から検査まで一括で行っているところが多いと思います。

我々のような小規模の整備工場では、持ち込みでの車検も多いと思います。

一般的なユーザーさんのイメージでは、民間車検工場の方が良いのでは?と思っておられると思いますので、ここで持ち込み車検のメリットをお伝えします。

陸運局 持ち込み車検

私が思う、持ち込み車検の最大のメリットとは、「走行テスト」が出来る事です。例えば、当社のある刈谷市から最寄りの西三河の陸運局までは、おおよそ20分から30分ほど移動に時間がかかります。その間、有料のバイパスも通りますし、一般道も通ります。信号待ちもあります。と言うことは、様々なシチュエーションを熟練の整備スタッフが、走行テストできるという事です。

お客様が、普段乗っていて気付く不調は、お預かりの時の問診である程度わかるんですが、お客様自身も気付いていない不具合を見つける事もあります。これは、実際にしばらく走ってみないことにはわからない事が多いんです。これって大きなメリットだと思っています。

もう一つのメリットとして挙げるとすれば、ディーラーさんなどの民間車検工場では、当たり前ですが、違法改造車は受け付けません。しかしながら、当店のお客様でディーラーさんで断られて来店された方で、実はこれってきっちりと保安基準に適合してるよね?って場合もあります。どうしてもギリギリなものはお断りすると言う風潮があるようにも感じます。誤解のないように、違法改造車は、持ち込み車検でもダメですし、当店でも保安基準に適合する様に是正します。

今回は中々ユーザーさんでは分からないような持ち込み車検のメリットをお伝えさせて頂きました。日本全国どこにでも、我々のような小規模の自動車整備工場は多くあると思います。今後も町の整備工場の良さを伝えていけたらなと思っています。

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