モコ オイル漏れの点検

修理

こんにちは。お盆休みも終わり日常が戻ってきました。夜から朝方にかけて雨が連日降る変な天候ですが、コロナも流行っております。お体ご自愛ください。

さて、本日の朝早く、電話が掛かってきて、オイル漏れがあるので見てほしいとの事で、早速入庫して頂きました。

お電話での聞き取りでは、駐車場に一晩で15cmくらいのオイル溜まりが出来るようです。一晩でその量だと、相当な量のオイル漏れなのでリフトアップして点検すればすぐに分かるだろうと思っていました。

リフトアップしてみると、オイル漏れの兆候がなく、どちらかと言えばきれいな下廻りに思わず???。

お客様立ち合いのもと、確認してもらうと、どうやらタイヤの付近からオイルが漏れているとの事でした。オイル漏れと聞いて、エンジン、ミッションと思い込んではダメですね。

タイヤハウス付近のオイルにじみ

漏れたオイルをタイヤが撒き散らしたような痕跡があります。タイヤハウス付近からと言えば、ブレーキフルードの可能性がありそうです。

その辺りも入念にチェックしていきますが、漏れや、ブレーキホースの亀裂なども見受けられません。???

よくよく見てみると、4輪ともオイルのにじみ跡があります。何か怪しいなと、4輪ともブレーキオイルの漏れがないか入念にチェックしますが、全く問題なさそうです。

そこで、1番にじみの激しい、助手席側のフェンダーライナーを外してみる事にしました。

ご覧のように結構な量のオイルが付着しています。

フェンダーライナーを外した状態のタイヤハウスですが、予想通りオイル漏れなどありません。ここで、オイル漏れがない事をしっかりと確認した上で、タイヤハウスの洗浄をしてお客様にお返しする事としました。

今回のオイル漏れの予想ですが、恐らく数日前にどこかでオイルで汚れた路面を走り、タイヤに付いたオイルが回転によりフェンダーライナーに付着したのではないか。タイヤのトレッド面は数日の走行のうちに取れてしまったのではないかと推測しました。今回のようにタイヤハウスの中でオイル漏れで1番に考えられるのはブレーキオイルや、ATF、エンジンオイルです。しかしどちらの場合も、ドライブシャフトやホイールなどに必ず付着した跡が残るはずなので、目視で点検すれば分かるはず。全く付着がない事なども写真を見せて説明させて頂きました。

今回のようなケースは今まで経験したことがなく、とても勉強になりました。

お客様で、オイル漏れや、ブレーキの異変、走行中の異音などご心配な点がありましたら、今回のようにお気軽にお声掛けください。

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