バルブリフトコントローラー交換

修理

お疲れ様です。

今回は、オーリスZRE152のチェックランプ点灯の修理です。

故障コードはP1049 バルブリフトドライバー内部異常との事です。

コンティニュアスバリアブルバルブリフトコントローラーの異常の様です。

恥ずかしながら、何度言っても覚えられません。

今回のこのような修理は初めての経験です。

オーリス バルブリフトコントローラー

インテーク側のカムシャフトの後ろについているこの大きな部品です。

部品だけで7万円強。

今回は約8万キロで、チェックランプ点灯です。

オーリスバルブリフトコントローラー

エンジン回りのワイヤーハーネスを取り外した後、ヘッドカバーを外していきます。

修理書を見ながらクランクシャフトを回して、所定の位置にカムシャフトを合わせます。

ここまでは順調にいきました。

オーリスバルブリフトコントローラー
オーリス バルブリフトコントローラー

ここのピンを外すのですが、ディーラーさんに聞いても、ネットで調べてもとにかく、ここのピンを外すのが苦労するようです。

かく言う私も、今回このピンを外すのに相当苦労しました。新品部品のピンはストンと下に落ちるくらい余裕があるのですが、カムシャフトに取り付けられた状態ではテンションが掛かって、全く外れません。磁石で取ろうとするのですが全く取れません。取れないので、下に押し込んでみたら、更に取れなくなってしまったので、もうお手上げ状態に。

その日は、タイムオーバーで、別日に作業しました。今回、私がどうやって取り外したか、他の困っている方の参考になればと思い、報告します。

バルブリフトコントローラーは、ナット2箇所、ボルト1箇所で取付けられています。ボルト、ナットを外した状態では、バルブリフトコントローラーは、びくともしません。

そこで、

ナットが付いていた、スタッドボルトを2本外すと、コントローラー自体がクルッと回ります。

すると、ピンの下側からアクセス出来るようになるので、下まで落ちたピンを途中まで上げる事が出来ました。この状態でも、マグネットでは取り出せず、下側から押し上げる事に。

今回使ったのはこちらです。

タイミングベルトのオートテンショナーに付いてるストッパーピンです。探せば1個くらい出てきませんか?

それをこんな感じで微調整しながら曲げて、

下側からグイッと押し上げる事が出来ました。

この作業は、このピンが楽に外せるかどうかで、

作業効率が大きく変わります。

今回はかなり苦労しましたが、次回からはサクサクっとやっつけてやります!

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